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此種
ふりがな文庫
“此種”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
このしゆ
80.0%
このしゅ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このしゆ
(逆引き)
今日
(
こんにち
)
の東京市、ことに
場末
(
ばすえ
)
の東京市には、至る所に
此種
(
このしゆ
)
の
家
(
いへ
)
が散点してゐる、のみならず、
梅雨
(
つゆ
)
に
入
(
い
)
つた
蚤
(
のみ
)
の如く、日毎に、格外の増加律を以て殖えつゝある。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
少
(
すくな
)
くとも
喋舌
(
しやべ
)
らないことを
以
(
もつ
)
て
甚
(
ひど
)
く
自分
(
じぶん
)
で
豪
(
え
)
らがる
者
(
もの
)
は
馬鹿者
(
ばかもの
)
の
骨頂
(
こつちやう
)
と
言
(
い
)
つて
可
(
よ
)
ろしい
而
(
そ
)
して
此種
(
このしゆ
)
の
馬鹿者
(
ばかもの
)
を
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
にチヨイ/\
見受
(
みう
)
ける
に
(
ママ
)
は
情
(
なさけ
)
ない
次第
(
しだい
)
である。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
此種(このしゆ)の例文をもっと
(4作品)
見る
このしゅ
(逆引き)
上の句と下の句との聯絡が、「おもほゆるかも」で収めてあるのは、古代人的に素朴簡浄で誠によいものである。なお
此種
(
このしゅ
)
の簡潔に山を詠んだ歌は幾つかあるが、いまは此一首を以て代表せしめた。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
此種(このしゅ)の例文をもっと
(1作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此種”のふりがなが多い著者
今村明恒
国木田独歩
斎藤茂吉
夏目漱石