“見受”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みう88.2%
みうけ11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのまちしずかな、なんとなく、なつかしいまちでありました。気候きこうもよく、んでいる人々ひとびと気持きもちも平和へいわでいるように見受みうけられました。
船でついた町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
むろん例外れいがいはありましょうが、現在げんざいでは数百年前すうひゃくねんぜん乃至ないしねん二千ねんぜん帰幽きゆうした人霊じんれいが、守護霊しゅごれいとしておもはたらいているように見受みうけられます。
見受みうけ申す所、あなたはもうすぐにお嫁入をなさっても
下に置き小娘に向ひかくひろき家に唯一人立ちはたらき給ふは昔しの餘波なごりいたましく思ふなり殊に病人の有る樣子に見受みうけしが其方そなたの父なるか母はいまさずや其方名は何んと申す今宵限こよひかぎりの宿ながら聞まほしと云ひければ娘はたちまなみだ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)