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遣放
ふりがな文庫
“遣放”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やりぱな
37.5%
やりっぱな
12.5%
やりつぱな
12.5%
やりはな
12.5%
やりばな
12.5%
やりッぱな
12.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりぱな
(逆引き)
雲から投出したような
遣放
(
やりぱな
)
しの空地に、西へ廻った日の赤々と
射
(
さ
)
す中に、大根の葉のかなたこなたに青々と伸びたを
視
(
なが
)
めて
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣放(やりぱな)の例文をもっと
(3作品)
見る
やりっぱな
(逆引き)
但しまだ独身であるから、女は居ても何となく書生が寄合ったという
遣放
(
やりっぱな
)
しな処があって、悪く片附かない
構
(
かまえ
)
の、
秘
(
かく
)
さず明らさまなのが一際奥床しい。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣放(やりっぱな)の例文をもっと
(1作品)
見る
やりつぱな
(逆引き)
インキの
壺
(
つぼ
)
を、ふらここの
如
(
ごと
)
くに
振
(
ふ
)
つて、
金釦
(
きんぼたん
)
にひしやげた
角帽
(
かくばう
)
、かまひつけぬ
風
(
ふう
)
で、
薄髯
(
うすひげ
)
も
剃
(
あた
)
らず
遣放
(
やりつぱな
)
しな、
威勢
(
ゐせい
)
の
可
(
い
)
い、
大學生
(
だいがくせい
)
がづか/\と
入
(
はひ
)
つて
來
(
き
)
た。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遣放(やりつぱな)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
やりはな
(逆引き)
と、も一つ押被せたが、そのまま、
遣放
(
やりはな
)
しにも出来ないのは、彼がまだ何か言いたそうに、もじもじとしたからで。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣放(やりはな)の例文をもっと
(1作品)
見る
やりばな
(逆引き)
遣放
(
やりばな
)
しに手入れをしないから、根まわり雑草の生えた
飛石
(
とびいし
)
の上を、ちょこちょことよりは、ふよふよと雀が一羽、羽を拡げながら
歩行
(
ある
)
いていた。家内がつかつかと
跣足
(
はだし
)
で下りた。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣放(やりばな)の例文をもっと
(1作品)
見る
やりッぱな
(逆引き)
茶渋に
蕎麦切
(
そばきり
)
を
搦
(
から
)
ませた、
遣放
(
やりッぱな
)
しな立膝で、お下りを
這曳
(
しょび
)
いたらしい、さめた
饂飩
(
うどん
)
を、くじゃくじゃと
啜
(
すす
)
る処——
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣放(やりッぱな)の例文をもっと
(1作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣口
遣戸
遣手
遣繰
遣切
遣方
遣場
遣付
“遣放”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎