“角帽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくぼう80.0%
かくばう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初子はつこ辰子たつことを載せた上野行うえのゆきの電車は、半面に春の夕日を帯びて、静に停留場ていりゅうばから動き出した。俊助しゅんすけはちょいと角帽かくぼうをとって、窓の内の吊皮つりかわにすがっている二人の女に会釈えしゃくをした。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
さっきから、そばでていた、角帽かくぼうかぶった学生がくせいらしい青年せいねんが、いいました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
インキのつぼを、ふらここのごとくにつて、金釦きんぼたんにひしやげた角帽かくばう、かまひつけぬふうで、薄髯うすひげあたらず遣放やりつぱなしな、威勢ゐせいい、大學生だいがくせいがづか/\とはひつてた。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)