“三角帽”の読み方と例文
読み方割合
さんかくぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トッテンカン、トッテンカンと実に調子ちょうしよく木琴は鳴ります。三角帽さんかくぼうをかむり、道化役どうけやくの服を着た新吉は、そこで大きな声で歌います。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
赤い御本をひらいているのついた表紙のや、三角帽さんかくぼうのリボンにペンをさしたおばあさんがテエブルの前に腰をかけて、なにか書いていると、そのそばから大きながちょうがくちばしをあけて
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
白粉おしろいをつけ、頬紅ほおべに口紅くちべにをつけ、まゆずみを引き、目のふちをくま取り、それからきえちゃんの芸服げいふくを着せ、きぬ三角帽さんかくぼうをかぶせました。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)