“三角術”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんかくじゆつ50.0%
トリゴノメトリー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其奴そいつ引捕ひつとらへてれようと、海陸軍かいりくぐん志願しぐわんで、クライブでん三角術さんかくじゆつなどをかうじて連中れんぢうが、鐵骨てつこつあふぎ短刀たんたうなどを持參ぢさん夜更よふけまで詰懸つめかける、近所きんじよ仕出屋しだしやから自辨じべん兵糧ひやうらう取寄とりよせる
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
明治二十九年の秋熊本くまもと高等学校に入学してすぐに教わった三角術トリゴノメトリーの先生がすなわち当時の若い田丸先生であった。トドハンターの本を教科書として使っていた。
田丸先生の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)