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辰子
ふりがな文庫
“辰子”の読み方と例文
読み方
割合
たつこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たつこ
(逆引き)
「さっき見掛けたけれど、わたしの番じゃないから降りて来たのよ。あの人、
先
(
せん
)
に
辰子
(
たつこ
)
さんのパトロンだって、ほんとうなの。」
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しかしまだそのほかにもまんざら用のない体ではなかった。彼女はちょうどこの機会に、妹の
辰子
(
たつこ
)
の恋愛問題にも解決をつけたいと思っていた。
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
辰子
(
たつこ
)
は細い声で、
囁
(
ささや
)
くようにこう云った。が、
初子
(
はつこ
)
は同情と云うよりも、むしろ好奇心に満ちた眼を輝かせて、じっと令嬢の横顔を見つめていた。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
辰子(たつこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
辰
漢検準1級
部首:⾠
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“辰”で始まる語句
辰
辰巳
辰刻
辰雄
辰年
辰蔵
辰砂
辰刻半
辰猪
辰夫
“辰子”のふりがなが多い著者
永井荷風
芥川竜之介