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黒繻子
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くろしゆす
ふりがな文庫
“
黒繻子
(
くろしゆす
)” の例文
彼方
(
あちら
)
の
角
(
かど
)
だから、遠く三四郎と
真向
(
まむかひ
)
になる。
折襟
(
をりえり
)
に、
幅
(
はゞ
)
の広い
黒繻子
(
くろしゆす
)
を
結
(
むす
)
んだ
先
(
さき
)
がぱつと
開
(
ひら
)
いて胸
一杯
(
いつぱい
)
になつてゐる。与次郎が、仏蘭西の
画工
(
アーチスト
)
は、みんなあゝ云ふ
襟飾
(
えりかざり
)
を
着
(
つ
)
けるものだと教へて呉れた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
繻
漢検1級
部首:⽷
20画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“黒繻子”で始まる語句
黒繻子前帯