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くろあざ
ふりがな文庫
“くろあざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒痣
83.3%
黯痣
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒痣
(逆引き)
笑いもせず厭な顔もせず、左半面額から頤まで、ペッタリ墨でも塗ったように、
黒痣
(
くろあざ
)
のある妖怪のような顔を、無表情にして三十郎は坐った。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
明智はふと口を
噤
(
つぐ
)
んだ。その時丁度死人の咽喉が現れ、そこの皮膚に不思議な
黒痣
(
くろあざ
)
が見えた。明かに指でつかんだ
痕
(
あと
)
なのだ。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
くろあざ(黒痣)の例文をもっと
(5作品)
見る
黯痣
(逆引き)
「この被害者の首の指の痕だね。三千子さんの指にしては、
黯痣
(
くろあざ
)
が大き過ぎる様な気がするのだ。今そこへ気がついたのだ。それに三千子さんは首を絞めた覚えがないといっている」
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
くろあざ(黯痣)の例文をもっと
(1作品)
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