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眄
ふりがな文庫
“眄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べん
63.6%
め
22.7%
なが
4.5%
べつ
4.5%
み
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べん
(逆引き)
そして、階下の一方にうずくまっている
捕虜
(
とりこ
)
の呂布へ、冷然と一
眄
(
べん
)
を与えると、自身、白門楼の長い石段を降って、——下なる首の座に坐った。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眄(べん)の例文をもっと
(14作品)
見る
め
(逆引き)
おたけは送ってもらわないでもいいといって、森村と園とを等分に流し
眄
(
め
)
で見やった。西山はもう万事そんなことに興味を失ってしまった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
眄(め)の例文をもっと
(5作品)
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なが
(逆引き)
すらりと目を
眄
(
なが
)
して、滑かに伸ばす手の方へ、印度人がかくれると、(お前さんに
拳銃
(
ピストル
)
を上げましょう。)とこう言うんだ。少しは分る。私だって少々は
噛
(
かじ
)
る。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
眄(なが)の例文をもっと
(1作品)
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べつ
(逆引き)
注進を聞くと主人利右衛門はノッソリ寝所から起きて来たが、磔柱を一
眄
(
べつ
)
すると苦い笑いを頬に浮かべた。
郷介法師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眄(べつ)の例文をもっと
(1作品)
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み
(逆引き)
右を
顧
(
み
)
、左を
眄
(
み
)
して、今この時、なにができようぞ。——古来の英雄どももみな、一時の人心を恐れて、
禍根
(
かこん
)
を末代にのこして来たが、信長はその根をぬいてみせる。やるからには、
徹
(
てっ
)
してやる。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眄(み)の例文をもっと
(1作品)
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眄
漢検1級
部首:⽬
9画
“眄”を含む語句
流眄
顧眄
右顧左眄
左顧右眄
一眄
眄目
倩眄
右眄
右眄左顧
左眄
眄視
眄顧
眳藐流眄
“眄”のふりがなが多い著者
吉川英治
有島武郎
国枝史郎
芥川竜之介
泉鏡花
岸田国士