“一眄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちべん80.0%
いちべつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
展墓者名簿てんぼしゃめいぼ一眄いちべんすると、ただに剣道家ばかりでなく、遠くは布哇ハワイ、朝鮮、満州などの居住者が見えるし、中でも私が目を止めたのは
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、その日の朝、伯爵はこの部屋にはいると、名画の中の二人へ朝の挨拶がわりに横眼でじろりと一眄いちべんした瞬間、異常を発見したのであった。
「困るんですよ」と帆村はパントポンの壜に一眄いちべつを送りながら云った。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)