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一眄
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いちべん
ふりがな文庫
“
一眄
(
いちべん
)” の例文
展墓者名簿
(
てんぼしゃめいぼ
)
を
一眄
(
いちべん
)
すると、ただに剣道家ばかりでなく、遠くは
布哇
(
ハワイ
)
、朝鮮、満州などの居住者が見えるし、中でも私が目を止めたのは
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが、その日の朝、伯爵はこの部屋にはいると、名画の中の二人へ朝の挨拶がわりに横眼でじろりと
一眄
(
いちべん
)
した瞬間、異常を発見したのであった。
すり替え怪画:烏啼天駆シリーズ・5
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
阿闍梨は、
手頸
(
てくび
)
にかけた水晶の念珠をまさぐりながら、鋭く翁の顔を
一眄
(
いちべん
)
した。
道祖問答
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
羅門塔十郎は、庭先へ膝をついた彼女をじろりと
一眄
(
いちべん
)
しながら
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
羅門はその方をじろりッと
一眄
(
いちべん
)
して
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
眄
漢検1級
部首:⽬
9画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥