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眄
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め
ふりがな文庫
“
眄
(
め
)” の例文
おたけは送ってもらわないでもいいといって、森村と園とを等分に流し
眄
(
め
)
で見やった。西山はもう万事そんなことに興味を失ってしまった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
細々
(
ほそぼそ
)
とした指と指を綾に組んで、前髪の蔭からじっと熱ッぽい流し
眄
(
め
)
を向けた。もっと人目のない所で、しみじみと話したいようなふうも溢れている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大殿樣はかう仰有つて、御側の者たちの方を
流
(
なが
)
し
眄
(
め
)
に御覽になりました。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
流し
眄
(
め
)
という眼で民弥を見た。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大殿様はかう仰有つて、御側の者たちの方を
流
(
なが
)
し
眄
(
め
)
に御覧になりました。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
眄
漢検1級
部首:⽬
9画
“眄”を含む語句
流眄
顧眄
右顧左眄
左顧右眄
一眄
眄目
倩眄
右眄
右眄左顧
左眄
眄視
眄顧
眳藐流眄