“刃向”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はむか78.6%
はむ14.3%
はむけ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足柄あしがらの箱根の山の中には数え切れぬほどの不逞ふていやからどもが蟠居ばんきょしているのだそうだ。いつ我々に対して刃向はむかって来るか分ったものではない。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
有王 成経殿はこのたび宰相さいしょうの少将にのぼられるといううわさでございます。平氏に刃向はむかうことなどは思いもよらぬように見受けられます。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
早く其の刀を取返し、あだを討って御帰参になるようにして下せえ、今お前がいう通り、主人と知って刃向はむけだてをした丈助だから、磔刑はりつけに上っても飽き足らねえ奴だが