“はむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハム
語句割合
刃向40.0%
乾酪20.0%
燻腿20.0%
齒向20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚きうろたえるあいだに、バタバタと、ってふせ、ねじふせ、刃向はむかうものは、片っぱしから斬り立ててきた、捕手とりての人数は、七、八十人もあろうかと見えた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鷄肉の 腸詰の 砂糖煮の 乾酪はむのご馳走をくれないのか
青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
同 (同燻腿はむ) 二七・九八 二三・九七 三六・四八 一〇・七二
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
とはつたけれども、黒猫くろねこはざらにある、べつ可怪をかしいともおもはなかつたのが、きずてからたまらなくになりした。しかも、たれたをとこ齒向はむいて、ウヽとつめぐのでない。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)