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ちぬ
ふりがな文庫
“ちぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
チヌ
語句
割合
衂
42.4%
茅渟
18.2%
釁
15.2%
血沼
6.1%
茅淳
6.1%
衅
3.0%
智奴
3.0%
茅
3.0%
茅沼
3.0%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衂
(逆引き)
正直者の虎之助は、二言なく、顔を
赧
(
あか
)
めていた。脇坂甚内も、すでに槍の穂を
衂
(
ちぬ
)
り、敵の一首級は腰にくくっていたのである。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちぬ(衂)の例文をもっと
(14作品)
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茅渟
(逆引き)
私はこの話のおしまひに私の生れた
堺
(
さかひ
)
と云ふ街を書いて置きたく思ひます。堺は云ふまでもなく
茅渟
(
ちぬ
)
の海に面した
和泉国
(
いづみのくに
)
の一小都市です。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ちぬ(茅渟)の例文をもっと
(6作品)
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釁
(逆引き)
同博士がいろいろシナの書物を渉猟された結果によると
釁
(
ちぬ
)
るという文字は犠牲の血をもって祭典を挙行するという意味に使われた場合が多いようであるが、しかしとにかく
鐘に釁る
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
ちぬ(釁)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
血沼
(逆引き)
(御身のたけ一丈二寸、御脛の長さ四尺一寸ましき。)次に
印色
(
いにしき
)
の
入日子
(
いりひこ
)
の命は、
血沼
(
ちぬ
)
の池
五
を作り、また
狹山
(
さやま
)
の池を作り、また
日下
(
くさか
)
の
高津
(
たかつ
)
の池
六
を作りたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ちぬ(血沼)の例文をもっと
(2作品)
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茅淳
(逆引き)
雨ないたくもちてなよせそ
茅淳
(
ちぬ
)
の海や淡路の島に立てる白雲
長塚節歌集:1 上
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ちぬ(茅淳)の例文をもっと
(2作品)
見る
衅
(逆引き)
刃
(
やいば
)
に
衅
(
ちぬ
)
らずして世界を統一することは固より、われらの心から熱望するところであるが(六二頁)、悲しい哉、それは恐らく不可能であろう。
最終戦争論
(新字新仮名)
/
石原莞爾
(著)
刃
(
やいば
)
に
衅
(
ちぬ
)
らずして、そういう時代の招来されることを熱望するのであり、それが、われわれの日夜の祈りであります。
最終戦争論
(新字新仮名)
/
石原莞爾
(著)
ちぬ(衅)の例文をもっと
(1作品)
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智奴
(逆引き)
また
漢
(
あや
)
の王が妹、大俣の王に娶ひて、生みませる御子、
智奴
(
ちぬ
)
の王、次に妹桑田の王二柱。また庶妹
玄
(
ゆみはり
)
の王に娶ひて、生みませる御子、
山代
(
やましろ
)
の王、次に笠縫の王二柱。并はせて
七王
(
ななはしら
)
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ちぬ(智奴)の例文をもっと
(1作品)
見る
茅
(逆引き)
……さては鏡のやうに凪いだ
茅
(
ちぬ
)
の海の輝き、玩具のやうに愛らしく見える神戸の港と、そこに繋つて居る数十隻の汽船、瓦の太陽の反射で光ること、——今日は和泉、紀州の山々、村々までが
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
ちぬ(茅)の例文をもっと
(1作品)
見る
茅沼
(逆引き)
一口に黒鯛と云つても、多くは
茅沼
(
ちぬ
)
鯛と称し、東京から伊勢まではカイヅといふ小形のものだ。
夏と魚
(新字旧仮名)
/
佐藤惣之助
(著)
ちぬ(茅沼)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ちぬ”の意味
《名詞》
ちぬ【海鯽、茅渟】
くろだいの別称。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あば
かや
ちがや
ボウ
ちぬま
チヌ
じっ
ちぬら
はなぢ
きん