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ちがや
ふりがな文庫
“ちがや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
茅萱
66.7%
茅
12.1%
白茅
6.1%
茅草
6.1%
茅屋
3.0%
茅葭
3.0%
茅葺
3.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茅萱
(逆引き)
茅萱
(
ちがや
)
の音や狐の声に耳を
側
(
そば
)
たてるのは愚かなこと,すこしでも人が踏んだような痕の見える草の間などをば
軽々
(
かろがろ
)
しく
歩行
(
ある
)
かない。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
ちがや(茅萱)の例文をもっと
(22作品)
見る
茅
(逆引き)
いつもかれが好みて
訪
(
と
)
い来るところにいで落ち葉を敷きつ、
茅
(
ちがや
)
、野ばら、
小笹
(
おざさ
)
の
類
(
たぐい
)
入り乱れし
藪叢
(
やぶ
)
を背にしてうずくまり、前には流れの音もなく走るをながめたり。
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ちがや(茅)の例文をもっと
(4作品)
見る
白茅
(逆引き)
落ち葉はじめじめと朽ちて厚く散り重なって、
白茅
(
ちがや
)
青萱
(
あおがや
)
の足の踏み場もないまでにはびこり放題
蓬々
(
ぼうぼう
)
とはびこっていた。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
ちがや(白茅)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
茅草
(逆引き)
『
元亨釈書
(
げんこうしゃくしょ
)
』に藤原
伊勢人
(
いせひと
)
勝地を得て観音を安置せんと、
貴船神
(
きぶねじん
)
の夢告により白馬に鞍置き童を乗せ馬の行くに任すと山中
茅草
(
ちがや
)
の上に
駐
(
とま
)
る、その地へ寺を立てたのが鞍馬寺だとある。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ちがや(茅草)の例文をもっと
(2作品)
見る
茅屋
(逆引き)
“
茅屋
(
ちがや
)
”の名が古く、
千剣破
(
ちはや
)
は当時の
宛字
(
あてじ
)
である。後々まで“
千早
(
ちはや
)
”がひろく通っている。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちがや(茅屋)の例文をもっと
(1作品)
見る
茅葭
(逆引き)
ひとくちに云えば貧困農村で、副産物の木炭、涸沢にのぼって来る季節の川魚の焼干し、屋根を
葺
(
ふ
)
くための
茅葭
(
ちがや
)
、そして僅かな
繭
(
まゆ
)
などで生活を支えてきた。
おごそかな渇き
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ちがや(茅葭)の例文をもっと
(1作品)
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茅葺
(逆引き)
高き低き
茅葺
(
ちがや
)
柾葺
(
まさがや
)
の屋根々々が、茂れる樹々の葉蔭に立ち並んで見える此盛岡は、実に誰が見ても美しい日本の都会の一つには洩れぬ。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ちがや(茅葺)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ちがや”の意味
《名詞》
ちがや【茅、茅萱、白茅】
イネ目イネ科チガヤ属に属する多年草の一種。学名:Imperata cylindrica。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かや
はくぼう
あば
ちぬ
ボウ
あばらや
かやや
かやゝ
くさや
とまや