“ボウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぼう
語句割合
33.3%
33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「楊雄のいうのが正しい。これへ来てからわしも思い出した。——敵ニ臨ミテハ急ニボウナルナカレ、との天書にもせてあった。こよいの急襲はちと暴だったぞ。すべてみな兵を退げろ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ボウナラズバ僧ラシクナイ。僧タラバ益〻マスマス暴。暴ナラバ愈〻僧ラシイ」と。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後、コノ下総原ニ一ボウオクト田ヲ獲、年経ルママ思エドモ、山河ヲ隔テ、又消息ヲ絶ツノ今、カエッテ子ノサチニ如何アルベシナド思イ、イツシカ歳月ノ流レニマカセオワンヌ。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長星チョウセイアリ、赤クシテボウ。東西ヨリ飛ンデ、孔明ノ軍営ニ投ジ、三タビ投ジテフタタビカエル。ソノ流レ来ルトキハ光芒コウボウ大ニシテ、還ルトキハ小サク、ソノウチ一星ハツイチテ還ラズ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)