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かやや
ふりがな文庫
“かやや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
茅屋
70.0%
萱屋
15.0%
茅家
5.0%
茅舎
5.0%
萱家
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茅屋
(逆引き)
もう葉を失つて枯れ黒んだ豆がショボ/\と泣きさうな姿をして立つて居たりして、其の
彼方
(
むかふ
)
に古ぼけた勾配の急な
茅屋
(
かやや
)
が二軒三軒と飛び/\に物悲しく見えた。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
かやや(茅屋)の例文をもっと
(14作品)
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萱屋
(逆引き)
わたしの生まれた家なども小麦の
稈
(
から
)
をもちいて、かなりじょうずに葺いてあったが、その角度は関東の古い大きな
萱屋
(
かやや
)
とくらべると、気づかずにいられぬほどの鋭角であった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かやや(萱屋)の例文をもっと
(3作品)
見る
茅家
(逆引き)
菜種
(
なたね
)
にまじる
茅家
(
かやや
)
のあなたに、白波と、
松吹風
(
まつふくかぜ
)
を
右左
(
みぎひだ
)
り、
其処
(
そこ
)
に旗のような
薄霞
(
うすがすみ
)
に、しっとりと
紅
(
くれない
)
の
染
(
そ
)
む
状
(
さま
)
に桃の花を
彩
(
いろど
)
った、その
屋
(
や
)
の
棟
(
むね
)
より、高いのは一つもない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かやや(茅家)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
茅舎
(逆引き)
主家
(
おもや
)
つづきに牛舎があり、中庭を隔てて、一層古びて
頽
(
くず
)
れかけた
茅舎
(
かやや
)
の穀物納屋もあった。その間の庭の突き当りに細丸太の木柵があり、その外は野菜畑やクローバーの原っぱになっていた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
かやや(茅舎)の例文をもっと
(1作品)
見る
萱家
(逆引き)
低い砂丘のその松原は予想外に
閑寂
(
かんじゃく
)
であった。松ヶ根の
萩
(
はぎ
)
むら、
孟宗
(
もうそう
)
の影の映った
萱家
(
かやや
)
の黄いろい荒壁、
機
(
はた
)
の音、いかにも
昔噺
(
むかしばなし
)
の中の
鄙
(
ひな
)
びた村の日ざかりであった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
かやや(萱家)の例文をもっと
(1作品)
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