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白茅
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ちがや
ふりがな文庫
“
白茅
(
ちがや
)” の例文
そうして、間もなく、泉の水面に映っている
白茅
(
ちがや
)
の一列が裂かれたとき、そこには
弦
(
つる
)
の切れた短弓を握った一人の若者が立っていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
落ち葉はじめじめと朽ちて厚く散り重なって、
白茅
(
ちがや
)
青萱
(
あおがや
)
の足の踏み場もないまでにはびこり放題
蓬々
(
ぼうぼう
)
とはびこっていた。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
と、原の
裾
(
すそ
)
から
白茅
(
ちがや
)
を踏んで一団の兵士が現れた。彼らは一列に並んだまま、裾から二人の方へ締め上げる袋の
紐
(
ひも
)
のように進んで来た。訶和郎は再び鹿の後から頂上へ馳け戻った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
茅
漢検準1級
部首:⾋
8画
“白茅”で始まる語句
白茅冢