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茅草
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ちがや
ふりがな文庫
“
茅草
(
ちがや
)” の例文
茅草
(
ちがや
)
・尾花の布き
靡
(
なび
)
く草の海の上に、
櫟
(
なら
)
・
榛
(
はり
)
の雑木林が長濤のようにうち冠さっていた。榛の木は房玉のような青い実をつけかけ、風が吹くと触れ合ってかすかな音を立てた。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
『
元亨釈書
(
げんこうしゃくしょ
)
』に藤原
伊勢人
(
いせひと
)
勝地を得て観音を安置せんと、
貴船神
(
きぶねじん
)
の夢告により白馬に鞍置き童を乗せ馬の行くに任すと山中
茅草
(
ちがや
)
の上に
駐
(
とま
)
る、その地へ寺を立てたのが鞍馬寺だとある。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
茅
漢検準1級
部首:⾋
8画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“茅”で始まる語句
茅
茅屋
茅葺
茅萱
茅場町
茅花
茅町
茅蜩
茅野
茅原