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釁
ふりがな文庫
“釁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちぬ
62.5%
きん
12.5%
すき
12.5%
ひま
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちぬ
(逆引き)
寺田先生の随筆の中に『鐘に
釁
(
ちぬ
)
る』という一文がある。冒頭に「この事に就いて幸田露伴博士の教を乞うたが」
露伴先生と科学
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
釁(ちぬ)の例文をもっと
(5作品)
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きん
(逆引き)
右のごとく上士の気風は少しく
退却
(
たいきゃく
)
の
痕
(
あと
)
を
顕
(
あら
)
わし、下士の力は
漸
(
ようや
)
く進歩の路に在り。一方に
釁
(
きん
)
の
乗
(
じょう
)
ずべきものあれば、他の一方においてこれを
黙
(
もく
)
せざるもまた自然の
勢
(
いきおい
)
、これを
如何
(
いかん
)
ともすべからず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
釁(きん)の例文をもっと
(1作品)
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すき
(逆引き)
武士の末流、
浮浪
(
ふろう
)
、その他少数の智勇弁力の徒が、日に徳川の天下を
顛覆
(
てんぷく
)
せんとその
釁
(
すき
)
を
覗
(
うかが
)
う時に際して、国民の多数は、
酔生夢死
(
すいせいむし
)
、封建政治に
謳歌
(
おうか
)
したるもまた
宜
(
う
)
べならずや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
釁(すき)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ひま
(逆引き)
我が人民の智力学芸に欠点あるも、よくこれを
容
(
い
)
れてその
釁
(
ひま
)
に切込むことなく、永く対立の交際をなして、これに甘んずる者か。余輩断じてその
然
(
しか
)
らざるを証す。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
釁(ひま)の例文をもっと
(1作品)
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釁
漢検1級
部首:⾣
25画
“釁”を含む語句
釁隙
国釁
“釁”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
福沢諭吉
中島敦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
寺田寅彦
中谷宇吉郎