トップ
>
引出
>
ひきで
ふりがな文庫
“
引出
(
ひきで
)” の例文
山県蔦之助
(
やまがたつたのすけ
)
どのとやら、まことにかたじけのうござった。そもいかなるお人かぞんじませぬが、おことばに甘えて
初見参
(
ういげんざん
)
のお
引出
(
ひきで
)
もの、たしかにちょうだいつかまつった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しっかりしろ、
生命
(
いのち
)
と亭主は二ツなしだ。
俺
(
おれ
)
が若い時の、罪障が
報
(
むく
)
ったっぺ、可いわ、娘の支度と婿殿へ
引出
(
ひきで
)
ものをかねて、一番、宝船を
漕
(
こ
)
いでまかしょ、お正月だ、祝えッて、大酒をのんだんです。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“引出”で始まる語句
引出物
引出茶屋