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引出物
ふりがな文庫
“引出物”の読み方と例文
読み方
割合
ひきでもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきでもの
(逆引き)
十月二十九日朝
御暇乞
(
おんいとまごい
)
に参り、
御振舞
(
おんふるまい
)
に預り、
御手
(
おんて
)
ずから御茶を下され、
引出物
(
ひきでもの
)
として九曜の
紋
(
もん
)
赤裏の小袖
二襲
(
ふたかさね
)
を
賜
(
たま
)
わり候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
主人の
為
(
な
)
すべき勤めは忘れず、左大臣が礼を述べて帰り支度をしかけると、かねて今夜の
引出物
(
ひきでもの
)
に用意しておいた
箏
(
そう
)
のことを持って来させたり
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
あたしを棄ててその刀を
引出物
(
ひきでもの
)
に弥生さまのところへ納まろうというんでございましょう? そんなこと、こちらは
先刻
(
せんこく
)
御承知でございますよ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
引出物(ひきでもの)の例文をもっと
(11作品)
見る
“引出物”の解説
引出物(ひきでもの)とは、結婚式や祝賀パーティなどの祝い事で招待客に配られる贈呈品。ただし、最近は本来の意味とは別に関東地方を中心に法事など冠婚葬祭の場全般で配られるものを指してこう呼ぶ場合もあり広義には慶事(祝い事)以外も含まれる。
(出典:Wikipedia)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“引出”で始まる語句
引出
引出茶屋
検索の候補
引出
出物
引張出
引摺出
引物
掘出物
出来物
誘引出
滲出物
吸引物
“引出物”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
谷崎潤一郎
林不忘
中里介山
柳田国男
江戸川乱歩
岡本綺堂
吉川英治
森鴎外