トップ
>
『猿蟹合戦』
ふりがな文庫
『
猿蟹合戦
(
さるかにがっせん
)
』
蟹の握り飯を奪った猿はとうとう蟹に仇を取られた。蟹は臼、蜂、卵と共に、怨敵の猿を殺したのである。——その話はいまさらしないでも好い。ただ猿を仕止めた後、蟹を始め同志のものはどう云う運命に逢着したか、それを話すことは必要である。なぜと云えばお …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「婦人公論」1923(大正12)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
止
(
とま
)
仇打
(
かたきう
)
偽
(
いつわり
)
怪訝
(
かいが
)
己
(
おのれ
)
反
(
かえ
)
未
(
いまだ
)
是
(
ぜ
)
断
(
ことわ
)
好
(
よ
)
上
(
かみ
)
尻押
(
しりお
)
後
(
のち
)
軽卒
(
けいそつ
)
辺
(
へん
)
間
(
あいだ
)
飜然
(
ほんぜん
)
仇
(
かたき
)
軒先
(
のきさき
)
獲物
(
えもの
)
男爵
(
だんしゃく
)
異名
(
いみょう
)
監獄
(
かんごく
)
看守
(
かんしゅ
)
私憤
(
しふん
)
籾殻
(
もみがら
)
臼
(
うす
)
虱
(
しらみ
)
蜂
(
はち
)
蟹
(
かに
)
裁判
(
さいばん
)
装
(
よそお
)
猿
(
さる
)
輿論
(
よろん
)
主犯
(
しゅはん
)
逢着
(
ほうちゃく
)
遺恨
(
いこん
)
酒豪
(
しゅごう
)
鋏
(
はさみ
)
不問
(
ふもん
)
難有
(
ありがた
)
青柿
(
あおがき
)
一向
(
いっこう
)
飼
(
か
)
愚物
(
ぐぶつ
)
大金
(
たいきん
)
寸毫
(
すんごう
)
夜
(
よ
)
尿
(
いばり
)
土間
(
どま
)
博士
(
はかせ
)
復讐
(
ふくしゅう
)
忌々
(
いまいま
)
怨敵
(
おんてき
)
怪我
(
けが
)
勿論
(
もちろん
)
惚
(
ほ
)
好
(
い
)
捕縛
(
ほばく
)
換
(
か
)
劬
(
いたわ
)
加減
(
かげん
)
出
(
で
)
某宗
(
ぼうしゅう
)
柿
(
かき
)
梢
(
こずえ
)
横這
(
よこば
)
伽噺
(
とぎばなし
)
洩
(
も
)
熟柿
(
じゅくし
)