“横這”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこば71.4%
よこばい14.3%
よこびゃ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀の岸に横這よこばいのかたちで枝を伸ばしている。その松ノ木の脇に、水から揚げて久しいべか舟が伏せてあった。ずいぶんまえからそこにあり、私は通りかかるたびにそれを見た。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
山牛蒡やまごぼうの葉にていたる煙草たばこを、シャと横銜よこぐわえに、ぱっぱっと煙を噴きながら、両腕を頭上に突張つッぱり、トはさみ極込きめこみ、しゃがんで横這よこばいに、ずかりずかりと歩行あるき寄って、与十の潜見すきみする向脛むこうずね
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「……そら、キンキラキン、かね手洗鉢ちょうずばち、胸突ガンギに桜馬場、それもうたい、キンキラキン、キンキラキンのガネマサどん、ガネマサどんの横這よこびゃびゃあ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)