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山牛蒡
ふりがな文庫
“山牛蒡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やまごぼう
77.8%
やまごばう
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまごぼう
(逆引き)
山牛蒡
(
やまごぼう
)
の葉と茎とその実との霜に染められた
臙脂
(
えんじ
)
の色のうつくしさは、去年の秋わたくしの初めて見たものであった。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
台所の流しの下には、
根笹
(
ねざさ
)
や、
山牛蒡
(
やまごぼう
)
のような
蔓草
(
つるくさ
)
がはびこっていて、
敷居
(
しきい
)
の根元は
蟻
(
あり
)
の
巣
(
す
)
でぼろぼろに
朽
(
く
)
ちていた。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
山牛蒡(やまごぼう)の例文をもっと
(7作品)
見る
やまごばう
(逆引き)
此處
(
こゝ
)
へ
筒袖
(
つゝそで
)
の
片手
(
かたて
)
ゆつたりと
懷
(
ふところ
)
に、
左手
(
ゆんで
)
に
山牛蒡
(
やまごばう
)
を
提
(
ひつさ
)
げて、
頬被
(
ほゝかぶり
)
したる六十ばかりの
親仁
(
おやぢ
)
、ぶらりと
來懸
(
きかゝ
)
るに
路
(
みち
)
を
問
(
と
)
ふことよろしくあり。
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
弁護士は小作人と地主との
争闘
(
あらそひ
)
を、蓮太郎は労働者の
苦痛
(
くるしみ
)
と
慰藉
(
なぐさめ
)
とを、叔父は『えご』、『
山牛蒡
(
やまごばう
)
』、『
天王草
(
てんわうぐさ
)
』、又は『
水沢瀉
(
みづおもだか
)
』等の雑草に苦しめられる耕作の経験から
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
山牛蒡(やまごばう)の例文をもっと
(2作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
蒡
漢検1級
部首:⾋
13画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
検索の候補
牛蒡
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牛蒡丸抜安
臥牛山
“山牛蒡”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
小島烏水
島崎藤村
泉鏡太郎
柳田国男
林芙美子
泉鏡花
永井荷風