“やまごぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
山牛蒡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
挽いて粉にしておいて糯・粟などを加えたくさんのよもぎ山牛蒡やまごぼうの葉を搗き込んで草餅として、米マタジすなわち補食用に供するか(ひだびと四巻五号・六巻二号)
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
さてこの一行が、籬の蕁麻いらくさ山牛蒡やまごぼうの中に眠っているリザヴェータの姿を見つけたというわけである。
味噌をブチ込んで「おじや」をこしらえてすする、昼飯の結飯むすびは、焚火にあてて山牛蒡やまごぼうの濶葉で包む、晃平の言うところによると、西山の村では、この牛蒡の葉を、餅や団子にね入れて
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)