“臥牛山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がぎゅうざん66.7%
ぐわぎうざん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここから二十里ほど先の臥牛山がぎゅうざん(河南省・開封附近)に、関西の周倉しゅうそうという人物が棲んでいます。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
札幌さっぽろ行の列車は、函館の雑沓ざっとうをあとにして、桔梗、七飯なないいと次第に上って行く。皮をめくる様に頭が軽くなる。臥牛山がぎゅうざんしんにした巴形ともえなりの函館が、鳥瞰図ちょうかんずべた様に眼下に開ける。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
札幌さつぽろ行の列車は、函館はこだての雜沓をあとにして、桔梗、七飯なゝえと次第に上つて行く。皮をめくる樣に頭が輕くなる。臥牛山ぐわぎうざんしんにした巴形ともゑなりの函館が、鳥瞰圖てうかんづを展べた樣に眼下に開ける。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)