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癇癪筋
ふりがな文庫
“癇癪筋”の読み方と例文
読み方
割合
かんしゃくすじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしゃくすじ
(逆引き)
中の気短そうなひとりが、
癇癪筋
(
かんしゃくすじ
)
に
血脈
(
ちみゃく
)
を打たせながらせせら笑うと、退屈男のその言葉尻を捉えて、噛みつくように喰ってかかりました。
旗本退屈男:05 第五話 三河に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
梟眼
(
きょうがん
)
赫
(
かっ
)
と
睜
(
みひら
)
けば、お丹も顔色
蒼
(
あお
)
ずみて真白き
面
(
おもて
)
に
凄味
(
すごみ
)
を帯び、
眉間
(
みけん
)
に
透
(
とお
)
る
癇癪筋
(
かんしゃくすじ
)
、星眼鋭く
屹
(
きっ
)
と
睨
(
にら
)
み
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼は警察事務にはもう飽き飽きしたといっていましたが、談
一度
(
ひとたび
)
ルパンに及ぶと、額に
癇癪筋
(
かんしゃくすじ
)
を出して、息を引取るまで、あいつの事は忘れないだろうと、非常な
見幕
(
けんまく
)
でした。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
癇癪筋(かんしゃくすじ)の例文をもっと
(5作品)
見る
癇
漢検1級
部首:⽧
17画
癪
漢検1級
部首:⽧
21画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“癇癪”で始まる語句
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佐々木味津三
泉鏡花
江戸川乱歩