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見幕
ふりがな文庫
“見幕”の読み方と例文
読み方
割合
けんまく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんまく
(逆引き)
では、女性の方に対しては、どういう解釈をもったかというに、世人は侮蔑と反感を持って、
唾
(
つば
)
も吐きかけかねまじき
見幕
(
けんまく
)
であった。
芳川鎌子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
僕はたびたび見たが、
雛
(
ひな
)
を
養
(
やしな
)
っている
雌鶏
(
めんどり
)
の
傍
(
かたわら
)
に、
犬猫
(
いぬねこ
)
がゆくと、その時の
見幕
(
けんまく
)
、全身の筋肉に
籠
(
こ
)
める力はほとんど
羽衣
(
はごろも
)
を
徹
(
てっ
)
して現れる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「もう來なくても宜いと仰つしやるんです。それに宵過ぎには全く何があるか判りやしません。二三日前からお近さんの
見幕
(
けんまく
)
が大變でしたから」
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見幕(けんまく)の例文をもっと
(16作品)
見る
“見幕”の意味
《名詞》
見幕(けんまく)
(「険悪」の連声と言われるも未詳)激しく怒った顔つきや態度。
(出典:Wiktionary)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見幕”のふりがなが多い著者
下村湖人
アーサー・コナン・ドイル
新渡戸稲造
江戸川乱歩
三遊亭円朝
長谷川時雨
谷崎潤一郎
夏目漱石
国枝史郎
坂口安吾