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けんまく
ふりがな文庫
“けんまく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
権幕
58.1%
剣幕
19.4%
見幕
17.2%
權幕
3.2%
見脈
1.1%
劍幕
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
権幕
(逆引き)
そのころのお
隅
(
すみ
)
は十八の若さであったが、侍の前に出て、すごい
権幕
(
けんまく
)
をもおそれずにきっぱりと断わった。先方は
怒
(
おこ
)
るまいことか。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
けんまく(権幕)の例文をもっと
(50作品+)
見る
剣幕
(逆引き)
長居
(
ながい
)
はめんどうと思ったものか、
阿修羅
(
あしゅら
)
のごとき
剣幕
(
けんまく
)
で近く後日の再会を約すとそのまま傾く月かげに追われて江戸の方へと走り去ったのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
けんまく(剣幕)の例文をもっと
(18作品)
見る
見幕
(逆引き)
僕はたびたび見たが、
雛
(
ひな
)
を
養
(
やしな
)
っている
雌鶏
(
めんどり
)
の
傍
(
かたわら
)
に、
犬猫
(
いぬねこ
)
がゆくと、その時の
見幕
(
けんまく
)
、全身の筋肉に
籠
(
こ
)
める力はほとんど
羽衣
(
はごろも
)
を
徹
(
てっ
)
して現れる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
けんまく(見幕)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
權幕
(逆引き)
「
何處
(
どこ
)
でも
見
(
み
)
た
方
(
はう
)
がようがす、わしは
決
(
けつ
)
して
運
(
はこ
)
んだ
覺
(
おぼ
)
えなんざねえから」
彼
(
かれ
)
は
恐
(
おそ
)
ろしい
權幕
(
けんまく
)
できつぱり
斷
(
ことわ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
けんまく(權幕)の例文をもっと
(3作品)
見る
見脈
(逆引き)
「今あすこで一服すって待っているだが、顔さえ見れば直ぐに
引立
(
ひった
)
てて連れて行こうという
見脈
(
けんまく
)
だで……」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「おお
痛
(
いて
)
え。えれえ
見脈
(
けんまく
)
だな」作は
頬
(
ほお
)
っぺたを抑えながら、
怨
(
うら
)
めしそうにお島の顔を眺めていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
けんまく(見脈)の例文をもっと
(1作品)
見る
劍幕
(逆引き)
最
(
も
)
う
此
(
こ
)
の
上
(
うへ
)
は、とお
秋
(
あき
)
は
男
(
をとこ
)
のせり
詰
(
つ
)
めた
劍幕
(
けんまく
)
と、
働
(
はたら
)
きのない
女
(
をんな
)
だと
愛想
(
あいそ
)
を
盡
(
つ
)
かされようと
思
(
おも
)
ふ
憂慮
(
きづかひ
)
から、
前後
(
ぜんご
)
の
辨別
(
わきまへ
)
もなく、
着
(
き
)
て
居
(
ゐ
)
た
棒縞
(
ぼうじま
)
の
袷
(
あはせ
)
を
脱
(
ぬ
)
いで
貸
(
か
)
すつもりで、
樹
(
き
)
の
蔭
(
かげ
)
ではあつたが、
垣
(
かき
)
の
外
(
そと
)
で
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
けんまく(劍幕)の例文をもっと
(1作品)
見る
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けんみゃく