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百
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ひゃく
ふりがな文庫
“
百
(
ひゃく
)” の例文
まっさきに、ふたりの
百
(
ひゃく
)
しょう女がとびました。ふたりとも、うまく わをとびぬけました。ところが、
体
(
からだ
)
が どたどた しています。
三まいの 鳥のはね
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
今の世の妲己のお
百
(
ひゃく
)
は、
逞
(
たくま
)
しい情夫と力を合せて、残虐の数々を演じ、忽然として大都会の唯中に消え失せたのだ。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
茶の間の方では、
癇高
(
かんだか
)
い妻のお
百
(
ひゃく
)
の声や内気らしい嫁のお
路
(
みち
)
の声が
賑
(
にぎ
)
やかに聞えている。時々太い男の声がまじるのは、折から
伜
(
せがれ
)
の
宗伯
(
そうはく
)
も帰り合せたらしい。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一休
(
いっきゅう
)
さんの うまれたのは おうえい
元
(
がん
)
ねん、いまから ざっと 五
百
(
ひゃく
)
六十
年
(
ねん
)
ばかり まえの ことです。
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
「え、おぢさん、これが
早
(
はや
)
いんですつて。わたしはもう
百
(
ひゃく
)
ぺんも
歌
(
うた
)
ひましたよ。」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
▼ もっと見る
外
(
ほか
)
には死んだ五兵衛の妾お絹と下女のお
百
(
ひゃく
)
だけ。お絹は商売人上がりの三十女で、
愛嬌
(
あいきょう
)
がボタボタこぼれそうな豊艶な女。それが大芝居で悲歎場を見せるのは、身内の人達の大きな悩みでした。
銭形平次捕物控:072 買った遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
いちばん上の
王子
(
おうじ
)
は、
森
(
もり
)
にでかけていって、一日じゅう さがしました。けれども、日がしずむときまでに みつけたのは、たった
百
(
ひゃく
)
つぶきりでした。
みつばちの 女王
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
百
(
ひゃく
)
りょうで ございます。みせを うると、その
百
(
ひゃく
)
りょうが かえせます。」
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
「お
百
(
ひゃく
)
は。」
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そのころは、こくもつが、
今
(
いま
)
よりも ずっとずっと よく みのりました。
麦
(
むぎ
)
のほも、五十や六十 ばかりではありません。四
百
(
ひゃく
)
も五
百
(
ひゃく
)
も ついていました。
麦の ほ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「ほう、
百
(
ひゃく
)
りょうかな。」
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
(
百
(
ひゃく
)
しょう女なら、うまく とぶだろう。
体
(
からだ
)
がじょうぶだからな。しかし、あんな きゃしゃなおひめさまが とんだりしたら、いっぺんに
死
(
し
)
んじまうだろう。)
三まいの 鳥のはね
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
けれども、この
兄
(
にい
)
さんも、いちばん上の
兄
(
にい
)
さんより、そんなに うまくやることはできませんでした。一日かかって みつけたしんじゅは、二
百
(
ひゃく
)
つぶだけだったのです。
みつばちの 女王
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ただ、いきなりであった お
百
(
ひゃく
)
しょうの女を、つれてきたのです。
三まいの 鳥のはね
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“百”の意味
《数詞》
(ヒャク、もも、ほ) 十の二乗。100。
(出典:Wiktionary)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
“百”を含む語句
百姓
百貨店
百度
百合
百日
百歳
百囀
凡百
百足
百年
八百万
百千
百川
百鬼夜行
五百
百鳥
百代
百尺
百万長者
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