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元
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ハジメ
ふりがな文庫
“
元
(
ハジメ
)” の例文
週期的に、この国を訪づれることによつて、この世の春を廻らし、更に天地の
元
(
ハジメ
)
に還す異人、又は其来ること
珍
(
マレ
)
なるが故に、まれびとと言はれたものである。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其宮廷の祭に於いても、主上が人々の上に臨んで宣布せられる詞章は、
元
(
ハジメ
)
の
代
(
ヨ
)
に、一度来臨した尊いまれびとの発言せられた、と信じられて来たものなのである。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
而も其詞章は、天地の
元
(
ハジメ
)
、国の元から伝はつてゐる、と信ぜられた一方、次第に無意識の変化改竄を加へて、幾多の形を分化した。又季節毎に異人の来訪を欲する心が、週期を頻繁にした。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“元”の意味
《名詞》
(もと)物事の最初の部分、また、その底層にある本質的なもの。
(ゲン)ある集合を構成する個々の要素。
《固有名詞》
(ゲン)1271年から1368年まで中国とモンゴル高原を中心とした領域を支配し、その後は北へ逃れ、遊牧政権としては最終的には1635年まで存続したモンゴル人王朝。
(出典:Wiktionary)
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“元”を含む語句
元来
元結
元來
元治
元興寺
元明
文七元結
元気
根元
元金
元締
元亨釈書
心元
元朝
胸元
元暦
還元
莢隠元
大元
次元
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