“こうべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コウベ
語句割合
53.6%
30.4%
神戸14.3%
0.9%
頭首0.4%
首部0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と厳然としてげければ、王は大きに驚きおそれ、群臣と共にこうべをあつめて答弁こたえをなさんとはかれども
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
かさなる水のしじまって行く、こうべの上には、山城やましろ屏風びょうぶと囲う春の山がそびえている。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
正直のこうべに神宿るとのたとえで、七兵衞は図らず泥の中から一枚の黄金を獲ましたというお目出度いお話でございます。
梅若七兵衛 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「馬鹿なっ。大義も通らぬ奸徒達にむざむざこのこうべ渡してなるものかっ。やらねばならぬ者がまだ沢山あろうぞ。早う行けっ」
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
ただハルピン育ち、神戸こうべにも大阪にもいたことがあるというだけで、現在名乗っている名前さえ虚僞か本当か分からない。
宝石の序曲 (新字新仮名) / 松本泰(著)
そしてハース氏夫妻、神戸こうべからいっしょのアメリカの老嬢二人、それに一等のN氏とを食堂に招待してお茶を入れた。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
みずから曰く、「我れと一丈夫、にそのこうべうしなうを忘れんや」と、彼はみずから死を決して徴命に応じたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
孟軻もうかの語に、志士は溝壑こうがくにあるを忘れず、勇士はそのこうべうしなうを忘れずと。
しかし、長羅の頭首こうべは重く黙って横に振られた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
夜が昇ると頭首こうべを垂れた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
場所は、首部こうべの間道で、偽盲にせめくらの捕まったときよりも、時刻はだいぶ後であったが。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
場所は首部こうべという山村の、部落からも離れている間道だった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)