トップ
>
溝壑
ふりがな文庫
“溝壑”の読み方と例文
読み方
割合
こうがく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうがく
(逆引き)
後、
董卓
(
とうたく
)
出でて、ひとたび治まるも、朝野の議をみだりに
私
(
わたくし
)
なし、四
寇
(
こう
)
の乱、ついで起り、あわれ漢帝を民間に流浪させ参らせ、
生民
(
せいみん
)
を
溝壑
(
こうがく
)
に追い苦しむ
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孟軻
(
もうか
)
の語に、志士は
溝壑
(
こうがく
)
にあるを忘れず、勇士はその
元
(
こうべ
)
を
喪
(
うしな
)
うを忘れずと。余は昨今のごとき騒々しい世にありて、キンダマの保全法くらいは是非
嗜
(
たしな
)
み置かねばならぬと存ずる。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
この
刃
(
やいば
)
を胸に受けて
溝壑
(
こうがく
)
に捨てられて腐ってしまったのだ。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
溝壑(こうがく)の例文をもっと
(4作品)
見る
溝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
壑
漢検1級
部首:⼟
17画
“溝”で始まる語句
溝
溝板
溝渠
溝川
溝泥
溝鼠
溝口
溝端
溝際
溝店
“溝壑”のふりがなが多い著者
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
徳富蘇峰
南方熊楠
吉川英治