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いつてき
ふりがな文庫
“いつてき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一滴
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一滴
(逆引き)
「
明日
(
あした
)
も御
已
(
や
)
めだ」と
答
(
こた
)
へて、自分の
室
(
へや
)
へ
這入
(
はい
)
つた。そこには
床
(
とこ
)
がもう
敷
(
し
)
いてあつた。代助は
先刻
(
さつき
)
栓
(
せん
)
を
抜
(
ぬ
)
いた香水を取つて、
括枕
(
くゝりまくら
)
の
上
(
うへ
)
に
一滴
(
いつてき
)
垂
(
た
)
らした。
夫
(
それ
)
では何だか
物足
(
ものた
)
りなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
可
(
よ
)
いか、
其
(
それ
)
に
代
(
か
)
へやうと
言
(
い
)
ふからには、
蛍
(
ほたる
)
と
星
(
ほし
)
、
塵
(
ちり
)
と
山
(
やま
)
、
露
(
つゆ
)
一滴
(
いつてき
)
と、
大海
(
だいかい
)
の
潮
(
うしほ
)
ほど、
抜群
(
ばつぐん
)
に
勝
(
すぐ
)
れた
立優
(
たちまさ
)
つたもので
無
(
な
)
いからには、
何
(
なに
)
を
又
(
また
)
物好
(
ものず
)
きに
美女
(
びぢよ
)
を
木像
(
もくざう
)
と
取
(
と
)
り
代
(
か
)
へやう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いつてき(一滴)の例文をもっと
(4作品)
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