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一匹
ふりがな文庫
“一匹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いつぴき
58.3%
ひとつ
25.0%
いっぴき
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつぴき
(逆引き)
仮初
(
かりそめ
)
にも
一匹
(
いつぴき
)
の男子たる者が、
金銭
(
かね
)
の為に
見易
(
みか
)
へられたかと思へば、その無念といふものは、私は
一
(
い
)
……一生忘れられんです。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一匹(いつぴき)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひとつ
(逆引き)
また
一匹
(
ひとつ
)
はその腕にからみてはじめの如く彼を
縛
(
いまし
)
め、かつ身をかたくその前に結びて彼にすこしも之を動かすをゆるさゞりき 七—九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
一匹(ひとつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いっぴき
(逆引き)
織屋はしまいに
撚糸
(
よりいと
)
の
紬
(
つむぎ
)
と、
白絽
(
しろろ
)
を
一匹
(
いっぴき
)
細君に売りつけた。宗助はこの押しつまった暮に、夏の絽を買う人を見て
余裕
(
よゆう
)
のあるものはまた格別だと感じた。すると、主人が宗助に向って
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一匹(いっぴき)の例文をもっと
(2作品)
見る
“一匹”の意味
《名詞》
動物などが1頭であること。「匹」を参照。
人が集団や組織などに所属せず一人であること。
反物の長さ、古くは四丈(約12m)、のちにだんだん伸びて、現在では幅九寸五分(30cm弱)の反物鯨尺六丈(約22.8m)を一匹とする。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
匹
常用漢字
中学
部首:⼖
4画
“一匹”で始まる語句
一匹夫
一匹婦
検索の候補
一匹夫
一匹婦
男一匹
“一匹”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
与謝野寛
アリギエリ・ダンテ
泉鏡太郎
小熊秀雄
中島敦
幸田露伴
北原白秋
泉鏡花
夏目漱石