“一匹”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いつぴき44.4%
ひとつ33.3%
いっぴき22.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一匹”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩14.3%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
仮初かりそめにも一匹いつぴきの男子たる者が、金銭かねの為に見易みかへられたかと思へば、その無念といふものは、私は……一生忘れられんです。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
金魚きんぎよつた小兒こどものやうに、しかゝつて、しやがんでると、げたぞ! 畜生ちくしやうたゞ一匹いつぴきも、かげかたちもなかつた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
我は見き(いまも思へば我心わなゝく)、一匹ひとつの蛙殘りて一匹ひとつ飛びこむことあるごとくひとりの者のとゞまるを 三一—三三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
また一匹ひとつはその腕にからみてはじめの如く彼をいましめ、かつ身をかたくその前に結びて彼にすこしも之を動かすをゆるさゞりき 七—九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
織屋はしまいに撚糸よりいとつむぎと、白絽しろろ一匹いっぴき細君に売りつけた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しみッたれるなイ、裸百貫はだかひゃっかん一匹いっぴきだ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)