“雙”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
さう50.0%
なら12.5%
ふた12.5%
ふたつ12.5%
6.3%
そう6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(憶ひ出づれば)我は鷲の語る間、二のたふとき光が言葉につれて焔を動かし、そのさまさうの目の 一四五—一四七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
われおもふに、君は男の身をあやまり射給ひしのみにあらず、女の心をも亦錯り射給ひしなり。雌雄めをは今ならび飛ぶべし。君は唯だこゝにいませ。自由なる快活なる生計たつきなり。
荒魂あらたま和魂にぎたまふたつながら兼ね具はならないところのない人麿のやうな大きな詩人のたましひを生みつけた山陰の西部に、明治年代からの文學者、故人としては森鴎外漁史、島村抱月君
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ふたつまなこ爛々とさながら燃ゆる火の如く
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
ここにその國主こにきし一二かしこみてまをしてまをさく、「今よ後、天皇おほきみの命のまにまに、御馬甘みまかひとして、年のに船めて船腹さず、柂檝さをかぢ乾さず、天地のむた、退しぞきなく仕へまつらむ」
名香めいこうこく、宝剣一そう、婦女三十人、その婦女はみな絶世の美女で、久しいものは十年もとどまっている。容色おとろえた者はどこへか連れて行かれて、どうなってしまうか判らない。