“にしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二種66.7%
二首33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このてい外形ぐわいけい以上いじやうごとくであるが、さて海底戰鬪艇かいていせんとうてい敵艦てきかん轟沈がうちんするには、如何いかなる方法てだてるかといふに、それは二種にしゆことなつたる軍器ぐんき作用さようるのである。
それでむかしひとも、このたゞ敍景じよけいうたぎない、二種にしゆうたたいし、かういふつたへをかたつてゐました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この二首にしゆうたは、うたがひもなく、景色けしきんだうたであります。畝傍山うねびやま附近ふきんの、ちひさな範圍はんい自然しぜんうたつた、いはゆる敍景詩じよけいしといふものであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この二首にしゆうたも、おそらく、いすけよりひめのおうたでも、おさくでもなく、またさうした惡人あくにんが、騷動そうどうおこさうとしてゐる、注意ちゆういをなさい、といつた意味いみのものでもありますまい。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
これは二首にしゆながら、よみびとらずといつて、つくつたひとのわからないうたとなつてゐます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)