“範圍”のいろいろな読み方と例文
新字:範囲
読み方割合
はんい54.5%
はんゐ36.4%
かぎり9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この二首にしゆうたは、うたがひもなく、景色けしきんだうたであります。畝傍山うねびやま附近ふきんの、ちひさな範圍はんい自然しぜんうたつた、いはゆる敍景詩じよけいしといふものであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
すなはわたしふばけものは、餘程よほど範圍はんゐひろ解釋かいしやくであつて、世間せけん所謂いはゆる化物ばけものは一の分科ぶんくわぎないこととなるのである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
こはわがいと安全やすらかなるべしとおもへる處なりしを、エスティの者、正義の求むる範圍かぎりを超えて我を怨みこの事あるにいたれるなり 七六—七八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)