“二首”の読み方と例文
読み方割合
にしゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この二首にしゆうたは、うたがひもなく、景色けしきんだうたであります。畝傍山うねびやま附近ふきんの、ちひさな範圍はんい自然しぜんうたつた、いはゆる敍景詩じよけいしといふものであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この二首にしゆうたも、おそらく、いすけよりひめのおうたでも、おさくでもなく、またさうした惡人あくにんが、騷動そうどうおこさうとしてゐる、注意ちゆういをなさい、といつた意味いみのものでもありますまい。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
これは二首にしゆながら、よみびとらずといつて、つくつたひとのわからないうたとなつてゐます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)