“はんい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
範囲53.1%
範圍18.8%
叛意9.4%
範意6.3%
半衣6.3%
半倚3.1%
藩医3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうえに、博士の書いてある説明は現代において、普通に知られている理学りがく範囲はんいをかなりとび出していて、かいすることがむずかしい。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これもわたしんだだけの範圍はんいでいへば、日本では里見弴さん、久保田万太郎さん、豐島與志雄さんがいづれもたん篇小せつの中に球突塲たまつきば題材だいざいにしてゐる。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
唯円 あの孝行な御嫡男ごちゃくなん範意はんいさまや。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
後ろから、むずと、相手の半衣はんいの羽ネをつかんで。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことに巨大であればあるほど。しかし立像と半倚はんい像の美しさは言語に絶した魅力をもって私を圧倒した。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
良人の親友であり、また浅野家の藩医はんいでもある寺井玄渓てらいげんけいが、父子おやこして来るかと思えば、めったに見えたこともない伊藤仁斎いとうじんさいの子息東涯とうがいが来て、見舞ってゆく。