“不拘”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かかわらず68.0%
かかはらず12.0%
かゝはらず12.0%
かゝわらず8.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“不拘”を含む作品のジャンル比率
総記 > 図書・書誌学 > 図書の販売20.0%
社会科学 > 社会 > 社会病理8.3%
文学 > 日本文学 > 日本文学0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
最近戦争の危機がせまっていると見えて、官営の軍器工場では、この不況にも不拘かかわらず、こっそり人をふやしてるらしい。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
しかも兇行の現場を被害者の夫人と他にもう二人の証人が目撃していたにも不拘かかわらずいまだに犯人は逮捕されない事。
花束の虫 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
にも不拘かかはらず、常に此新山堂下の白狐龕びやつこがんを無賃の宿として居るといふ事も亦、自分の聞き知つて居た処である。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
日下部君は、朝に四合、晩に四合飲まなくては仕事が出来ぬといふ大酒家で、成程先刻さつきから大分傾けてるに不拘かかはらず、少しも酔つた風が見えなかつたが、
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
自白すると自分の如きも昔二十幾人の教師に教を享けたるに不拘かゝはらず、今猶しみ/″\と思出して有難さに涙をこぼすのは、唯此鹿川先生一人であるのだ。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
今日自分が偶然路上で出會でくわした一事件——自分と何等の關係もないに不拘かゝはらず、自分の全思想を根柢から搖崩ゆりくづした一事件——乃ち以下に書き記す一記事を
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『此頃は少許すこし生えかかつて來たやうだ。』と、二三日前に祖父さんが言つたに不拘かゝわらずまだ些とも生えてゐない。
散文詩 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
日下部君は朝に四合、晩に四合飮まなくては仕事が出來ぬといふ大酒家で、成程先刻さつきから大分傾けてるに不拘かゝわらず、少しも醉つた風が見えなかつたが、
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)