“小商”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こあきな77.3%
こあきない18.2%
あきな4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「幸吉と言って、こいつは親に似ぬ堅い男だ。浅草で小商こあきないをしているのを手繰たぐって、二日前に金富町の留吉兄哥あにいが挙げて来たよ」
お前が此処で小商こあきないでも仕ようと云うならおらうちて居に貰いてえ、江戸子てエ者は、田舎へ来て江戸子にうと、親類にでも逢った心持がして懐かしいから、江戸と云うと、肩書ばかりで
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
御用達のお嬢さんだから喰わずに居ても淫売じごく同様な真似はしないと、よく御覧、近辺の小商あきないでもして、可なりに暮して居るものでも、小綺麗こきれいな娘があればみんな旦那取りをして居るよ