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穏当
ふりがな文庫
“穏当”のいろいろな読み方と例文
旧字:
穩當
読み方
割合
おんとう
77.8%
おだやか
11.1%
おとなしく
5.6%
をんたう
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんとう
(逆引き)
「いかにも
尤
(
もっと
)
も、当方にも間違いはあったが、女人が夜中男姿で歩くのも
穏当
(
おんとう
)
とは言われまい。このままお引取下さるように——」
銭形平次捕物控:126 辻斬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
穏当(おんとう)の例文をもっと
(14作品)
見る
おだやか
(逆引き)
あまつさえ自分一人が幸運に
舌鼓
(
したつづみ
)
を打って一つ
鍋
(
なべ
)
を
突付
(
つッつ
)
いた
糟糠
(
そうこう
)
の仲の同人の四苦八苦の経営を
余所々々
(
よそよそ
)
しく冷やかに
視
(
み
)
た態度と決して
穏当
(
おだやか
)
でなかったから
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
穏当(おだやか)の例文をもっと
(2作品)
見る
おとなしく
(逆引き)
穏当
(
おとなしく
)
なって
姪子
(
めいっこ
)
を売るのではない養女だか
妾
(
めかけ
)
だか知らぬが百両で縁を
切
(
きっ
)
で
呉
(
く
)
れろという人に
遣
(
や
)
る
計
(
ばかり
)
の事、それをお
辰
(
たつ
)
が
間夫
(
まぶ
)
でもあるか
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
穏当(おとなしく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
をんたう
(逆引き)
これで先生も
使賃
(
つかひちん
)
をやる事を
覚
(
おぼ
)
え、
又
(
また
)
小僧
(
こぞう
)
さんも
行儀
(
ぎやうぎ
)
が
直
(
なほ
)
つたといふお話で、誠に
西洋
(
あちら
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんは
狡猾
(
かうくわつ
)
で
怜悧
(
りこう
)
の
処
(
ところ
)
がありますが、
日本
(
こちら
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんは
極
(
ごく
)
穏当
(
をんたう
)
なもので。
西洋の丁稚
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
穏当(をんたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“穏当”の意味
《名詞・形容動詞》
穏 当(おんとう)
物事が穏やかで激しくないさま。
物事に無理がなく、理にかなっている様子。
性格が柔順ですなおなさま。
(出典:Wiktionary)
穏
常用漢字
中学
部首:⽲
16画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“穏当”で始まる語句
穏当人
検索の候補
不穏当
穏当人
温藉穏当
“穏当”のふりがなが多い著者
羽志主水
内田魯庵
林不忘
夏目漱石
三遊亭円朝
福沢諭吉
柳田国男
幸田露伴
吉川英治
江戸川乱歩