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不穏当
ふりがな文庫
“不穏当”の読み方と例文
旧字:
不穩當
読み方
割合
ふおんとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふおんとう
(逆引き)
しかし使用するごとに、何だか
不穏当
(
ふおんとう
)
な心持がするので、自分でも実はやめられるならばと思って考えてみたが、私の健康状態を云い現わすべき適当な言葉は、
他
(
た
)
にどうしても見つからなかった。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
相棒というのが
不穏当
(
ふおんとう
)
なら、関係があると云ってもよい。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
私はとうとう
叔父
(
おじ
)
と談判を開きました。談判というのは少し
不穏当
(
ふおんとう
)
かも知れませんが、話の
成行
(
なりゆ
)
きからいうと、そんな言葉で形容するより外に
途
(
みち
)
のないところへ、自然の調子が落ちて来たのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
不穏当(ふおんとう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“不穏当”の意味
《名詞・形容動詞》
不穏当(ふおんとう)
不適当で穏やかでないこと。また、そのさま。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
穏
常用漢字
中学
部首:⽲
16画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“不穏”で始まる語句
不穏
不穏底
不穏指令
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夏目漱石
国枝史郎