“不穏底”の読み方と例文
読み方割合
ふおんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ哲人ヘーゲルなるものありて、講壇の上に、無上普遍の真を伝うると聞いて、向上求道ぐどうの念に切なるがため、壇下に、わが不穏底ふおんていの疑義を解釈せんと欲したる清浄心しょうじょうしんの発現にほかならず。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)