“日本(こちら)” の例文
是(これ)はやはり日本(こちら)でも同じ事で、著作(ちよさく)でもなさる方(かた)は誠に世事(せじ)に疎(うと)いもので、何所(どこ)か気(き)の附(つ)かん所があります、学問(がくもん)にもぬけてゐても何(なに)かに疎(うと)いところがあるもので
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
これで先生も使賃(つかひちん)をやる事を覚(おぼ)え、又(また)小僧(こぞう)さんも行儀(ぎやうぎ)が直(なほ)つたといふお話で、誠に西洋(あちら)の小僧(こぞう)さんは狡猾(かうくわつ)で怜悧(りこう)の処(ところ)がありますが、日本(こちら)の小僧(こぞう)さんは極(ごく)穏当(をんたう)なもので。
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)