“此屋”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
こちら	50.0%
このや	50.0%

こちら

此屋（こちら）様なり、そのお座敷は、手前同業の正斎と申す……河豚（ふぐ）のようではござりますが、腹に一向の毒のない男が持分に承っておりましたので、この正斎が、右の小一の師匠なのでござりまして。

怨霊借用 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)

このや

「此屋（このや）には、墻があったのか。裏山から降りて来たので知らなんだ」

源頼朝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

此	漢検準1級 部首:⽌ 6画
屋	常用漢字 小３ 部首:⼫ 9画